時間帯でスプレッドが変わる

鉄道好き投資家のコウタローです。


さて今日は、FXでよく耳にスプレッドです。

なんとなく分かる方はいますが、奥深く知ることで

更に戦略になります。「安い」「高い」と言ったり、

「狭い」「広い」といったり、原則固定だったり
例外があったり、銭単位もあればpips単位もあります。

スプレッドとはホントに何なのか、スプレッドの全てを

お伝え致します。

 

スプレッドとは、売値と買値の価格差のことで、

この価格差が実質的な手数料(コスト)となり、

FX会社の収入源の一つとなっています。
実際の取引を例に、もう少しわかりやすく説明すると
この場合、米ドル/円取引において、スプレッドが0.3銭

とします。112.891円で買った場合、値が動かない

タイミングで売っても112.888円でしか売れないので、

実質0.3銭の含み損で買ったことになります。この取引が

1,000通貨単位の取引であれば3円、1万通貨単位の取引

なら30円のスプレッド(手数料)がかかります。
ここで疑問なのが、各種手数料無料って書いてあったような

といった疑問です。
結論からいうと、日本のFX会社はスプレッドを手数料と

みなしていません。流動性の要素を含むコストという

位置付けだからだそうです。

スプレッドの表現方法には、「狭い」「広い」という

表現方法を用いていますが、「高い」「安い(低い)」

という表現を使った場合もあるのでここで整理します。
スプレッドの「狭い」と「安い(低い)」は

同じ意味であり、「広い」と「高い」は同じ意味です。
各FX会社の米ドル/円のスプレッドを比較すると、

0.3銭が最も狭い(安い)ことがわかります。
つまり、米ドル/円のスプレッドが0.3銭の会社は

スプレッドが狭い(安い)といえます。
一方で0.4銭以上の会社はスプレッドが広い(高い)

といった表現になります。
スプレッドが低いということは、低コストで取引ができる

ことを言うのです。

 

ここで意外に知らない補足ですが、スプレッドが広がる

主なケースがあります。

 

天変地異などの自然災害が起こった場合。(予測不可)
経済指標発表の前後。
市場の流動性が低下する場合。

(各国の祝祭日・年末年始・クリスマスなど)
スプレッドの変動については、予測できるものと

予測できないものがあることをしっかり理解したうえで

取引をしましょう。

スプレッドは時間帯にも気を付けなければいけません。
時間帯によってスプレッドが広がる理由として、

FX会社が損失リスクを防ぐためということが

挙げられるようです。FXの注文は、直接FX会社から

通貨を売り買いしているというわけではありません。
FX会社がトレーダーの注文を受けてから、銀行を通じて

通貨の注文を確定するというステップを踏んでいるのです。
そのため、相場変動が激しい時間になると、

システム的に銀行との注文が間に合わなく
なります。トレーダーがした注文と、実際に確定した注文が

異なるという事態が起こり、FX会社が損失を

被ってしまうわけなのです。この損失を防ぐため、

相場変動が激しい時間帯はスプレッドが広くなりやすい

のです。何においてもうまくできている話です。

その仕組みをしっかり理解して戦略的なトレードをする

ことで、投資としてのFXになります。

是非参考にして下さい。

 

さて今日は、北陸鉄道の魅力です。

沿線住民の足として愛され続けている北陸鉄道
野町駅から白山麓鶴来駅に向かう「石川線」では、

旅の切符「恋のしらやまさん」を使えば、

縁結びの神社「白山比咩神社」にお参りし、

鶴来の町並みやパワースポットを堪能する旅ができます。

金沢から少し足を延ばして、海山の自然を感じながら

巡る旅が楽しめます。

是非乗ってみて下さい。